ブラウンケナガクモザル (大宮公園小動物園)
ブラウンケナガクモザルの名前については以下の通り掲示されていました。難しい話ですので丸々引用させていただきます。
「名前が変わりました」
2016年6月より当園と江戸川区自然動物園で飼育されている『ケナガクモザル』は、『ブラウンケナガクモザル』という和名に変わりました。
ケナガクモザルは、日本モンキーセンター、江戸川区自然動物園、大宮公園小動物園の3つの園で飼育されてきました。日本モンキーセンターに飼育されているケナガクモザルは、黒色に近い色をしていて、けも少し長めなのですが、当園と江戸川区自然動物園で飼育されているケナガクモザルには額に逆三角形の白毛があり、毛色も少し薄く、茶色に近い色をしています。見た目が少し違いますよね? 最近になって、日本モンキーセンターと2つの園で飼育されているケナガクモザルは、同じではないことが分かりました。そこで2つを区別するために新しい名前が付いたのです。
詳しく説明すると、
当園と江戸川区自然動物園で飼育されていた個体は、従来ケナガクモザルの1亜種とされていたもので、和名がありませんでした。そこで、便宜的にケナガクモザルの名称を使用してきましたが、最近この亜種が種に格上となったため、和名を付ける必要が生じ、日本動物園水族館協会が『ブラウンケナガクモザル』と名付けました。