2018年1月3日 初訪問
国内でも珍しい個人経営の動物園です。
1973年に脇正雄氏が開園し、2008年に逝去されてからは2代目園長の山本清號氏が経営しています。
その特性もあって、飼育されている大半が保護動物です。本来なら殺処分される動物たちを引き取り、飼育を続けているそうです。
動物本来の姿や環境に近づけることは難しくとも、限られた場所と人間たちで、可能な限りの愛情を持って動物たちを育てていることが、あらゆる点からうかがえました。
種の保存を目的とせず、ただ目の前の命を大切にするこういった動物園の形もまた、その地域に住む人と動物たちにとって必要な施設なのだと感じました。
(入園料だけでは当然採算がとれないため、支援者たちの寄付によって成り立っているそうです)
余談ですが、シロタヌキのポンちゃんには最後まで会うことは出来ませんでした。元気に過ごしてくれていればなによりです。